尾崎コーチの柳川・大分夏合宿編でした。
上海在住の方チェックしてみてください。
今月は松井俊英選手の帯同で中国国内ツアーを回るので、昼夜問わず忙しめですかね???
尾崎コーチブログ
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以下、本文

 

皆さん夏休みは如何お過ごしでしたか?グローウィンテニスアカデミーでは725日~812日まで19日間にわたり、上海のジュニア選手7名で福岡県(柳川市)と大分県(大分市・臼杵市)に遠征に行ってきました。


 


■テニスの名門・柳川高校テニス部


柳川高校での目的は「高校部活」を体験するという事でした。全国優勝24回を誇る柳川高校は、松岡修造など沢山のプロ選手を輩出していますが、決してプロを育成する学校ではなく、テニスを通じて「人間」を育てる学校です。そういった部分を子供達に体験してもらい少しでも成長してもらえたらという思いがありました。


まず最初に驚いたのは練習量で、朝9時半~夜20時半まで、心が「無」になるまで打ち続けます。また、寮には「ゴミがひとつでも落ちていたら全員坊主!」という張り紙がしてありました。そのため部員はラケットを握ってない時は、「ほうき」を握っていて、勿論ゴミひとつ落ちていません(何故か全員坊主でしたが・・・)。普段はタクシーを多用する子供達はさすがに四苦八苦していましたが、宿舎からコートまで約20分歩いて往復しました。子供達の奮闘ぶりやこの不便な生活、理不尽なルール、半強制的な練習を通じて、「忍耐」という事を少し覚えたのではないでしょうか?


 


■大分県・ジュニアテニス選手権参戦・合同練習


柳川から電車で移動し、大分スポーツパークにて開催されるジュニアテニス選手権に参戦しました。参加者が800名を超えるビッグトーナメントで、上海では参戦できるジュニアの試合自体が少ないので、今回の様な試合や、臼杵ジュニアチームとの合同練習を通して今の自分の実力を把握し、間近で全国クラスの試合を見る良い機会になったと思います。宿舎には温泉。臼杵ジュニアチームとBBQを行ったり、大分のトップチームである福徳学園高校でも練習を行ったりと収穫の多い大分遠征でした。


今回、遠征に参加したジュニア選手達はもちろんのこと、テニスに打ち込むことのできる環境を提供してもらっている保護者や関係者の方に感謝の気持ちを忘れず、スポーツを通して成長し、世界に羽ばたいていってもらえれば幸いです。